ちょっと遠出のエクスカーション(ニース発プロヴァンス行き)
遠出のエクスカーションの地図 幽玄境の地・ムスティエ・サントマリー周辺 ニース-カシス‐カランク‐マルセイユ‐ニース リュベロン地方 エクス・アン・プロヴァンス‐アルル方面 アヴィニヨン方面 幽玄境の地・ムスティエ・サントマリー周辺
ニースから高速道路を20分ばかり走って後、香水の町グラースを抜け、ナポレオン街道を走り続けると、ヨーロッパ最大のグランド・キャニオン、そそり立つ断崖絶壁が目前に迫ってきます。その途上、6-7月ごろはラヴェンダーもご覧いただけます。深緑色のヴェルドン渓谷に沿っておおよそ20キロ走るとムスティエ・サントマリーの村へ。

その村は1679年イタリアのファエンツアの修道士が陶芸の技術を持ち込んで以来、陶芸の村になり、多くの陶芸家は勿論の事、陶芸博物館もあります。村には数多くの陶芸店、お土産屋さん、レストランの他、礼拝堂があります。小さなシャトー・ホテルはこじんまりして落ちついた雰囲気で、料理もまたすばらしい。

このほかアランデュカスの料理を賞味できるホテル・レストランで視覚と味覚をすべて堪能と、洒落て見てはいかがですか。さらに近くには目の覚める様なサン・クロワ湖が広がっています。カヌーにでも乗って、ゆったり気分にしたるのも最高の幸せですよ。
約10時間車一台(6名様まで)490ユーロ
グランド・キャニオン ムスティエ・サントマリー ムスティエ・サントマリー途中の風景
グランド・キャニオン ムスティエ・サントマリー ムスティエ・サントマリー途中の風景
ニース−カシス−カランク−マルセイユ−ニース
カシスは良質のローゼと白ワインで有名ですが、そのブドウ畑を通ってミュー港へ。情緒ゆたかな港から出るクルーズ(巡航船)でカランクを巡ってマルセイユに渡る航路では、そそり立つ奇岩絶壁が続き、マルセイユまでの凡そ1時間半(乗船料20ユーロ)大いに目を楽しませてくれます。マルセイユでは車がお待ちしています。ただし天候の悪い日はカシスからマルセイユへ海沿いに車でご案内します。

マルセイユでは「モンテクリスト伯」で有名なイフ城を見学します。二千年の昔、ギリシャ人の殖民市として栄えたこの港町、カイザーとポンペイウスが戦ったマルセイユの波止場を前にして、カフェのテラスでお茶でも飲みながら当時を偲ぶのも一興です。

そして丘の上にそびえるノートルダム寺院(Notre Dame de la Garde)がすばらしい。ビザンチン様式の建物で、現在あるのは1864年に完成したものですが、小さな聖堂は1214年に建立されています。高さ46mの黄金の守護聖母が港に向かって住む人々と海を見守っています。展望台からは遥か沖までの素晴らしいパノラミックな視界の中に、豪華船、漁船、ヨット、そしてマルセイユの町並みを一望するこができます。
約10時間車一台(6名様まで)490ユーロ
マルセイユ イフ城 ノートルダム城院
マルセイユ イフ城 ノートルダム寺院
リュベロン地方
ルールマラン−ラ・コスト−ゴルド−ルシオン−セナンク

ルールマラン
一面に広がるオリーブ畑に囲まれたのどかな村でルネッサン様式の15-16世紀の城が美しい。ブティック、ギャラリ、アトリエ、レストラン、カフェなどが古い石壁に囲まれてつずいているフランスで余りにも有名な作家アルベール・カミュはこの村で生涯を終え、村の墓に眠っています。 

ラ・コスト
18世サド公爵の城址。今は全く廃墟となっているが、城内で繰り広がれたドラマティックなサディズムの様相が脳裏に浮かぶ様です。この廃墟の所有主はピエール・カルダンでその一角に小さい美術教室があります。

ゴルド
ゴルドに近ずくと16-18世紀の家々の囲みの壁が全てボリの作りで統一されているのが面白い。丘の上から一望に収まるリュベロンの全景が美しく“フランスの最も美しい村々”の一つとして称号が与えられています。

ルシオン
顔料の素となるオークルの丘の上に築かれた村。全ての建物がオークルを使っているので村全体が赤茶系で統一されています。それが太陽の光線によって変化の見られるのが興味深く非常にユニークな自然の芸術になっています。

セナンク
禁欲の生活を本条とするシトー会修道院の見事な僧院建築。1148年の創立で宗教戦争のころまでな活動をしたが迫害をうけつずけ、17世紀に消滅。1987年になって活動が再開され、祈りと労働だけと言う中世時代そのままの生活を続けています。6-7月はすぐ近くに広がる広大な面積のラヴェンダー畑が見事な景観です。

約12時間車一台(6名様まで)580ユーロ
ルシオン セナンクのラベンダー畑 ラ・コスト
ルシオン セナンクのラベンダー畑 ラ・コスト
エクス・アン・プロヴァンスからアルル方面
エクス・アン・プロヴァンス−アルル−レ・ボー−サン・レミ・ドゥ・プロヴァンス
エクス・アン・プロヴァンス
数多の文化遺産と芸術の町エクスは古代はケルト人の後ローマ人の町でした。市中央に伸びるプラタヌスの並木が美しいミラボー通りは今なを17-18世紀の名残を残しています。その裏手は旧市街で、サン・ソブール大聖堂,タピスリ美術館、最高裁判所、そして沢山のブティックやレストランで賑あってますが、陽のそそぐ広い広場で食事をしたりコ―ヒを飲んでいる姿はいかにも楽しそうです。ここはセザンヌの生地です。彼が生涯描き続けたサント・ヴィクトワール山等ゆかりの場所がそこかしこにあります。

アルル
古代ローマ時代、この地方の首都であったアルルはローマ時代の最も遺跡の多い町です。古代劇場は可なり破壊されているものの、円形闘技場は見事に原型を残していて、初代皇帝アウグステュス大浴場の規模の大きさに驚かされるでしょう。サントロフィーム教会、エスパス・ゴッホ、ゴッホの跳ね橋等見るべきものが余りにも多く集まっています。アルルはゴッホ晩年の地で、彼の描いたカフェ・テラスや好んで描いた糸杉の風景が見られます。

レ・ボー
ここは中世の時代に南仏で最大勢力を持ったレ・ボー一家の城址であり、巨大な白い石灰岩の連なる間の廃墟と迷路のように長くうねり続く道の両側の建物から過去の栄華が察せられそうです。中には美術館、礼拝堂、そしてカフェやみやげ物店が続いています。

サン・レミ・ドゥ・プロヴァンス
アルルの北東にあるのどかな美しい町です。紀元前3世紀に出来た町で、その後ローマ人整備発展させた。それゆえローマ時代の凱旋門や古代の廃墟から発掘されたグラスムの遺跡、ノストラダムスの生家など見るべきものが多い。ゴッホが好んで描いた町でもあります。
約12時間車一台(6名様まで)580ユーロ
プロヴァンス風景 アルル円形闘技場 アルル ゴッホの跳橋
プロヴァンス風景 アルル 円形闘技場 アルル ゴッホの跳橋
アヴィニヨン方面
アヴィニヨン−ヴィルヌーヴ・レ・ザヴィニヨン−ポン・デュ・ガール−リル・シュル・ラ・ソルグ−ヴォークルーズ
アヴィ二ヨンは法王庁を始め比類ない文化遺産の密集地帯。2000年にはヨーロッパを代表する文化都市に選ばれました。古くはローマ帝国の町であり、中世ではキリスト教世界の首都でした。法王庁は14世紀から凡そ100年の間に7人の法王が夫々栄華をきわめ、その堕落振りは常軌を逸したものでした。15000平方メートルの広大な土地の上に立つ、豪華で装飾豊かな新旧二つの宮殿を眺めると当時が想像できることでしょう。

現存する法王庁は1398年から1411年の間に攻撃を受け、又フランス革命時にも一部破壊された為、不完全なのが残念です。世界的に有名なアヴィニョン演劇祭は毎年7月から8月にかけて行われ、わが国からも参加しています。

「輪になって踊ろう」で有名なアヴィニヨン橋はフランス人なら知らない人はいない、童謡で有名な話ですが、17世紀に起こったローヌ河の氾濫で半分以上が破壊され現在では一部しか残っていません。が、それが却って情趣をそえています。

ヴィルヌーヴ・レ・ザヴィニヨン(アヴィニヨン新町) ローヌ河を挟んでアヴィニヨンの対岸にあるこの町は13世紀後半に創始。法王庁に関わる多くの人々がここに大邸宅を構えました。町にはフィリップ・ル・ベル王の塔、サンタンドレ要塞、僧院、美術館などあります。この高台から望むローヌ河の全景はすばらしい眺めです。

ポン・デュ・ガール(水道端) ローマ時代1世紀後半、ユゼスの近くの水源からガルドン河をこえて水を運ぶ為に造られた50kmの水道路の一部です。橋は全長275m、高さ49mで最大6トンもある巨石が積み上げられています。ローマ人の卓越したバイタリティ、建築技術、加えて芸術的センスのよさに驚くほかありません。

リル・シュル・ラ・ソルグ 優雅に流れる清流の運河とそれを取り巻く町並に惹かれた人波が後を絶ちません。12世紀に村の人達が高床式の小屋を建て並べて出来た町で、18世紀まで製紙工場と絹工場に水を供給する為につくられた水車を今でも見ることができます。この運河に沿って延々と続く骨董市を冷やかし半分見て歩くのも楽しいものです。中には日本の明治時代の絵葉書や写真を目にすることもあります。

ヴォークルーズの泉世界で五番目に多量の湧き水が出るのに何処から出るのか未だに解らないという神秘的な泉です。年間6億3000万mの水量で、標高230mのそそり立つ断崖のふもとにある泉から吹き出る水はエメラルド色で川を満たしています。
約12時間車一台(6名様まで)580ユーロ
アヴィニヨン法王庁 ポン・デュ・ガール リル・シュル・ラ・ソルグ
アヴィニヨン法王庁 ポン・デュ・ガール リル・シュル・ラ・ソルグ
 
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