ルールマラン
一面に広がるオリーブ畑に囲まれたのどかな村でルネッサン様式の15-16世紀の城が美しい。ブティック、ギャラリ、アトリエ、レストラン、カフェなどが古い石壁に囲まれてつずいているフランスで余りにも有名な作家アルベール・カミュはこの村で生涯を終え、村の墓に眠っています。
ラ・コスト
18世サド公爵の城址。今は全く廃墟となっているが、城内で繰り広がれたドラマティックなサディズムの様相が脳裏に浮かぶ様です。この廃墟の所有主はピエール・カルダンでその一角に小さい美術教室があります。
ゴルド
ゴルドに近ずくと16-18世紀の家々の囲みの壁が全てボリの作りで統一されているのが面白い。丘の上から一望に収まるリュベロンの全景が美しく“フランスの最も美しい村々”の一つとして称号が与えられています。
ルシオン
顔料の素となるオークルの丘の上に築かれた村。全ての建物がオークルを使っているので村全体が赤茶系で統一されています。それが太陽の光線によって変化の見られるのが興味深く非常にユニークな自然の芸術になっています。
セナンク
禁欲の生活を本条とするシトー会修道院の見事な僧院建築。1148年の創立で宗教戦争のころまでな活動をしたが迫害をうけつずけ、17世紀に消滅。1987年になって活動が再開され、祈りと労働だけと言う中世時代そのままの生活を続けています。6-7月はすぐ近くに広がる広大な面積のラヴェンダー畑が見事な景観です。
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